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ラジオディレクターが教える1日の仕事のスケジュールと流れ

えれくと
1日の仕事のスケジュールは担当番組によって全然違います

 

よくインターネット上で調べると、ラジオディレクターの起床~就寝までの時間が書かれているサイトがあります。

しかし、担当番組によって当然スケジュールは変わってくるわけです。

放送局勤務の社員ディレクターは局だけで完結しますが、制作会社勤務のラジオディレクターは不規則です。

実際に制作会社ディレクターの1日の仕事のスケジュールと流れをお伝えします。

 

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制作会社のラジオディレクターの1日の仕事の流れ

えれくと
生放送を担当する時間帯によっても違います

 

生放送入りは最低2時間前

生放送を担当している場合、慣れているパーソナリティなどは生放送開始の1時間前に局入りします。

その時、ディレクターがいなければ打ち合わせもできませんよね?

なので、ディレクターは最低2時間前には局には入ります。

この「2時間」とは、すべての準備が整った上での2時間です。

放送で使用するジングルや音声素材の作成なども準備する場合は、当然これより前に入って準備をします。

ラジオの生放送の流れについては下記記事にも書かせて頂きましたので、こちらからお読みください。

 

 

担当する生放送番組が、週に何回あるのか?

えれくと
これによってスケジュールが確実に左右されます。

 

生放送はその時間に必ず行ってキューを振るので、スケジュールは動かせません。

例えば昼帯のワイド番組を週に3本くらい担当すると、比較的同じ時間帯で動くので、体内時計は楽になります。

しかしこれが、早朝や深夜の番組も担当すると、たちまちスケジュールの組み立てが難しくなってきます。

 

打ち合わせや企画会議

最近はZOOMを使いテレワークでも行われるため、自宅でも会議ができるようになりました。

スタッフ全体で行う会議と、作家と2人で行う打ち合わせなど、まちまち。

週に何本も番組を抱えていれば、それだけ会議や打ち合わせの数も多くなります。

定例の時間に行われるならその時間に合わせますが、作家と2人だけなどの少人数の場合は1日の中のどこかの時間で打ち合わせ時間を決めます。

 

キューシート作成と選曲

えれくと
選曲はディレクターの腕の見せ所

 

ラジオディレクターには勤務時間という概念がないので、寝ても覚めても番組の企画や選曲を考えています。

そして番組スタッフと打ち合わせをした内容をキューシートに落とし込んで作成します。

 

収録番組の編集や完パケ

収録番組も担当をしていれば、編集作業とOAするための完全パッケージ作業も必要となってきます。

収録時間も自分の生放送などにかぶらないように、希望時間帯を番組パーソナリティのマネジメント事務所に連絡。

その際、スタジオを予約しておさえます。

出演人数が多い場合などはミキサーの発注も。

局のスタジオが予約でいっぱいになっている場合などは、外部スタジオを予約して調整もします。

 

逐一メールのチェックは欠かさない

基本、人間は太陽が出ている時間に働いています。

深夜番組を担当しているディレクターが寝るのは午後。

しかしふつうは誰もが常識的な時間に仕事の電話をしてきます。

寝ていて電話をとれないことも多々あるので、逐一メールのチェック。

例えば、番組でOAする予定だった楽曲のアーティストが逮捕をされてしまい、放送自粛音源になってしまった・・・など。

キューシートには選曲していたOA楽曲も書き換えて選曲しなおさなければなりません。

 

 

事務的な作業も意外に多い

一つはゲストブッキング。

これもディレクターの仕事。

マネジメント事務所に企画書や概要をメールで送ったりなども行っています。

その際、ゲストが決まらなければ決まらないほど、ブッキング作業に忙殺されます。

 

えれくと
特に抱えている番組が多い場合は大変ですよね?

 

そして生放送でアルバイトスタッフが買ってくるケータリングをディレクターが立て替えたりもします。

また、他に経費を払ったり伝票を記入したりなど。

番組当選者も選ぶ作業なども多々あります。

 

 

色々なことを1日のスケジュールの中に組み込んでいるのです。

 

制作会社のディレクターは他局の番組を掛け持ち

放送局の子会社の制作会社はそうでもありませんが、だいたい10人前後の制作会社は他局の番組を掛け持ちしています。

AM.FM問わずです。

 

えれくと
あなたの大好きな番組も制作会社のディレクターが担当しているのではないでしょうか?

 

ディレクターはもちろんですが、ADもしかりです。

最近はどの局もフリーアドレスなので、放送局の社員も自分のデスクがありません。

なので、一見すると放送局の社員なのか制作会社の社員なのか、わからなくなってきましたね。

 

もちろん局のCDは持ち出し禁止なので、局のCDルームでじっと聴いて選曲などしている時間などありません。

移動中に選曲をしていることがほとんどではないでしょうか?

 

1日に3件の放送局をハシゴする日もざらにあるのです。

 

制作会社ディレクターは機材を自分で持ち歩いている

放送局の社員であれば、局の機材を使用して音声編集を行います。

しかし局によって使用している機材が違うので、制作会社のディレクターは音声編集をすべて自分のパソコン上で行います。

 

 

移動も多いのでバックの中にはパソコンや周辺機器、または自分のオリジナルBGM用のCDなどを常に持ち歩いています。

ラジオディレクターもそうですが、クリエイターは仕事に終わりがありません。

パソコンに音声編集ソフトをインストールしてあるので、編集は自宅でも行います。

 

今はどの局も番組素材の搬入はデータなので、そのまま局のサーバーにデータを取り込めば納品されます。

各番組には担当のプロデューサーがいるので、サーバー上からプロデューサーが番組の検聴も行っています。

 

 

まとめ:担当する番組が多ければ多いほど、1日の流れは忙しくなる

よくラジオは少人数でテレビは大人数で制作しているから、ラジオの仕事は楽なのでは?と思われている方もいます。

確かに映像編集よりは音声編集の方が時間もかかりません。

しかしその分、ラジオはテレビより担当する番組が多いのです。

 

基本、ヒマな制作会社のディレクターはいません。

会社に委託されて受けている番組、個人のつながりから受ける番組もあるので、ヒマになるときはでしょう。

 

もし番組が軒並み終了しても、会社の方から別番組の担当を割り振られたりもします。

企画出しから、生放送キュー振り、編集や納品作業、ブッキングから事務作業までがすべてディレクターの仕事です。

1日のスケジュール管理が、ラジオディレクターの仕事のパフォーマンスを決めるのです。

 

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えれくと

えれくと

元制作会社勤務で現在はフリーのラジオディレクター。ラジオ番組制作や音声配信のノウハウや、フリーランスがブログやSNSで稼ぐための情報を発信しています。会社員~フリーランス~サイドFIREへ!

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