
しかしラジオディレクターを目指す方は、必ずAD(アシスタントディレクター)の道を通ります。
仕事の内容がわからなければ、ディレクターとして番組でキューを振ることもできませんよね?
主にADとはディレクターのサポート役です。
ひと昔前のようなパワハラ的なことはほとんどありません。
時代が許しませんから。
ラジオが好きでラジオ制作に憧れる方は、ADの仕事がとても気になると思います。
ディレクターはもちろんですが、ADも番組制作には欠かせない存在なのです。
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「オードリーのオールナイトニッポン」でもおなじみ。
「どきどきキャンプ」佐藤満春さんと、「オードリー」の若林正恭さんが
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ラジオ制作会社ADの仕事内容
放送用の音源素材の準備

生放送で使用するジングル作成や事前にタイトルコールを録るナレーション録り。
番組に合いそうなBGMの選曲や、編集など。
主にディレクターからの発注で準備を行います。
生放送の進行についての実際の業務は下記記事をご覧下さい。
こだわりのあるディレクターは、自分で選曲や編集もしますが、後輩を育てるためにあえてやらせるケースも多いです。
逆にディレクターが編集した音源を検聴することもあります。
もし表現が不適切だと違和感を感じたら、ディレクターに進言をしてバッサリとカットする場合もあります。
ディレクターといえども人間なので、ミスをカバーしてバックアップするのもADの仕事なのです。
それが積み重なった分だけ、ADとしての信頼も増します。
キューシートの作成と搬入

具体的なキューシートの作成方法などについては下記をご参考下さい。
ADのキューシートの作成とは、録音番組の完パケ(番組OAできる状態)のキューシートです。
OA用に納品する音源を聴いて、キューシートに正確な時間を記入していきます。
記入する内容は大きくわけて以下です。
ジングルに入るのは〇時〇分なのか?
CMに入るのは〇時〇分なのか?
曲が流れるのは〇時〇分なのか?
曲が終わるのは〇時〇分なのか?
アナ尻(最後の言葉)がくるのは〇時〇分なのか?
なぜ、正確な時間を記入する必要があるのか?
地震情報や速報を入れるタイミングが瞬時にわかるからです。
生放送ではその都度、やりくりできますが、録音番組ではそういうわけにはいきません。
なのでキューシートに正確な時間を記入することは、多くのリスナーに災害や安心安全を呼びかけるため、絶対に必要なことなのです。

何の番組か?
いつ放送されるのか?
音のレベル(大きさ)が大きすぎないか?小さすぎないか?
適切な表現がされているか?
内容が間違っていないか?
この検聴も兼ねながら、ADはキューシートを作成するのです。
放送にまつわる予約と準備
これはディレクターも行うのですが、ADもサポートします。
例えばディレクターが別の現場などで作業が行えない場合など。
ディレクターの1日のスケジュールについては下記をご参考下さい。
ADはディレクターとともに移動と行動を共にすることが多いです。
出演者の駐車場の予約や収録スタジオの予約、買いだしやCD音源のピックアップなど。
深夜の場合は出演者のタクシーチケットの確保などもあります。
番組ホームページとSNSの更新
いまはほとんどの番組でホームページとSNSのアカウントを持っていることが多いです。
ADは次回番組のゲストや事前のプレゼント告知なども、ホームページやSNSを使って作業をします。
また、タレントの宣材写真が必要な場合はマネジメント事務所のマネージャーに問い合わせて、写真も送ってもらう手配もあるでしょう。
番組会議への参加
ADはディレクターとともに番組会議に参加することが多いです。
ここでは熟練の作家などからもアイデアがポンポン飛び出すので、非常に勉強になることが多いとのではないでしょうか?
その中で自分なりの考えや、アイデアを出していくことは重要なことです。

こう思わせたら勝ちです。
制作会社社員ADの年収と給料はいくら?
制作会社の社員ADはお世辞にも年収が高いとはいえません。
放送局の社員なら別ですが、年収は300万円が中心になるでしょう。
手取りでいえば20万円は切ります。
アルバイト採用の場合はもっと安くなると思ってください。
福利厚生はしっかりとしている会社が多いです。
そこは安心して良いかもしれませんね。
制作会社の社員は他局の番組も掛け持ちで行う場合が多いので、交通費もかかります。
よく通う放送局の定期代が出て、他の移動は月1清算という会社が多いです。
交通費に関しても会社が負担してくれるので、ここも安心してください。
給料が上がることは期待しない方が良いです。
自分自身のステップアップのために、お金をもらってエンタメの勉強するを期間だと思いましょう。
ADがディレクターに昇格するにはどうすれば良いの?

企画を出した番組が好評だったケース
放送局にはレギュラー番組以外で企画を募集している時期があります。
世間の大型連休の年末年始やGWなど。
ここで特別番組などがあることが多いです。
または番組改編期前の3月や9月も。
誰が企画を出しても良いので、ADだからと尻込みせずに企画を出してみましょう。
不安であれば会社の先輩に相談すればブラッシュアップしてくれるはずです。
自分が企画した番組は、もちろんあなたがキューを振ります。
この番組企画が好評だった場合、次のタイミングで直接ディレクターとしてのオファーがくることがあります。
放送局のプロデューサーから認められるケース
番組には必ずプロデューサーがいます。
あくまでも制作会社は放送局の下請けなので、委託されて番組を制作しています。
同じ番組を長年継続していけば、当然スタッフとも信頼関係が出来上がります。
そこでプロデューサーから別番組のお声がかかる場合も。

と、出演者のパーソナリティが若手の場合などは、制作も若手にしたい!
と思うプロデューサーも多いのです。
ディレクターが後進に道を譲るケース

ディレクターが何年も継続して担当している番組があるとします。
あなたもその番組にADとして担当。
その際、ディレクターが新番組の依頼を受けて、ADにディレクターへの道を譲るケースも多いのです。
なぜなら出演者ともコミュニケーションをとっていますし、全然わからないディレクターを引っ張ってくるよりも、ADをディレクターに昇格させた方が楽だからです。
もちろん周囲からの賛同を得てですが、長年番組に携わってきたADに対して、NOを突き付けるスタッフなどほぼいません。
自分からディレクターになろうと思ってなるのではなく、まわりからディレクターにされるケースが多いのです。
結論:ラジオと音楽好きにはたまらない最高の仕事
ラジオは少数精鋭です。
ADも大きな責任感が必要になります。
しかしそれ以上に、ラジオが好きで音楽が好きな方には最高の仕事になるでしょう。
最初は覚えることも多いですが、好きなジャンルの番組や好きな音楽のジャンルを追求することも大事です。
忙しいまいにちの仕事の中でもアウトプットが重要になってきます。
わたしのインプット方法は下記記事に書かせて頂きましたので、参考になさって下さい。
また、ラジオ業界で働きたい方や、制作会社への入り方なども下記をお読みください。
あなたが企画した番組で、キューを振る未来を想像してみてください。
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